長野県飯田市と岐阜県の県境近く、大平宿に残る民家群。
大平宿は、中山道と飯田街道の脇街道として開かれ、木炭の生産と宿場として栄えましたが、鉄道の開通に伴いその役割を終え、昭和45年に一斉離村となりました。
そのため、宿場内の民家は、当時の面影を保ち、今もひっそり保存されています。
大平宿には、先人達がこの環境の中で、いかに宿場を開き、民家を建てたのかその答が残されています。
これは、これからの日本のすまいを考えるときの大きなヒントとなるのではないでしょうか。
今、宿場の環境をみつめ、現代を生きる私達ができることを考えます。
今年の夏、大平宿の囲炉裏で火と向き合い語らいましょう。
(大平宿は、約40年前に集団離村になり、その後様々な方のお力により、保存活動が進められてきました。そして今年になり地元飯田市も保存と活用に本腰を入れることとなり、新たな保存活動が始まりそうです。今回の「大平建築塾」は地元のNPOと共催で開き、新たな保存活動の形を模索する一歩になればいいなぁと思っています。梅田)
■ テーマ:「 民家から生活環境を学ぼう」
■ 日程:8月1日(土)~ 8月3日(月)
■ 主催 :生活文化同人(代表:吉田桂二)
共催 :大平宿をのこす会、 協力 飯田市
■ 問合せ
大平建築塾に参加されたい方は、リンク先の連絡先に直接ご連絡下さい。
案内ホームページ:http://sb-jin.seesaa.net
大平建築塾2009事務局 (もば建築文化研究所内 梅田・中村)