伝統木構造の会正会員 秋山恒夫氏より寄せられた情報です。
*****以下引用
お世話になります。
梅雨が明け、毎日暑いですね。
さて、急なご案内となりましたが、昨年から開講している「信州職人学校」では、今週7/24(土)、直井光男棟梁(本会・大工会会長)をお招きし、以下のような催しを行いますので、ご案内させていただきます。
遠方のため参加は難しいかもしれませんが、本会の会員に関する動きの一つとして紹介させていただきます。
長くなりますが、この学校のその後の動きについても、下段に簡単にご報告させていただきます。
ご関心ある方、ご都合つく方は、ぜひご参加下さい。
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信州職人学校・第9 回公開講座
「宮大工 直井光男棟梁による講演と大工道具の実演」
■日
時:2010年7月24日(土)13:00~16:30
時:2010年7月24日(土)13:00~16:30
■会
場:建労会館(長野県建設労働組合連合会、長野県松本市宮渕本村1-2)
場:建労会館(長野県建設労働組合連合会、長野県松本市宮渕本村1-2)
■受講料:組合員の方 2,000 円、組合員以外の方 3,000 円
■定 員:50 名(定員になり次第締切)
■講 師:直井光男 氏(建築直井、宮大工)
■申込方法:7月21日(水)までに、FAX にて長野県建設労連まで(*締切を多少越えてもOKと思います)
■詳細案内チラシ+申込書:http://www.u-kensetu.gr.jp/pdf/10koukai9.pdf
長野県建設労連ホームページ:http://www.u-kensetu.gr.jp/
信州職人学校のページ(昨年、基礎2級コースの古い内容で、簡単なものですが)
当日、直井棟梁は福井からお弟子さん同伴で、また、高山から荒木君(若手マサカリ名人)も来られると聞いています。
前半は図面や資料を使った講義、後半は道具を使った実演・参加者体験を、建労会館の屋外駐車場で行います。
直井棟梁への依頼、及び当日準備(丸太他、道具、テント等)等は、この学校の実技講師である三浦保男棟梁(本会副会長、大工会副会長)に一式お願いしています。
「応用コース」受講生14名も参加予定で、楽しい有意義な催しになると思います。
その夜は、直井棟梁らは1泊される予定と聞いているので、懇親も深められることと思います。
なお、現在、東京の竹中工務店本社ギャラリーでは下記のような催しを開催中で、直井棟梁らもこの関連で動かれているようです。(~7月23日(金)、小川三夫棟梁+鵤工舎が全面協力)
今週限りですが、こちらも必見と思いますので、お近くの方はどうでしょうか・
■GALLERY A4の催し/竹中大工道具館開館25周年記念巡回展「棟梁-堂宮大工の世界-」
■「竹中工務店 GALLERY A4」のHP http://www.a-quad.jp/main.html
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この公開講座は、通常授業では盛り込めない内容を、誰でも参加できるオープンセミナーとして、年数回行っているものです。
以前ご案内したように、この学校は、中堅大工の技能向上を目的に、長野県建設労連が立ち上げたもので、昨年、「伝統大工/基礎(2級)コース」(2009年6月~11月)を実施し、今年は「伝統大工/応用(1級)コース」(2010
年6月~11月)の半年間の訓練を実施中です。
受講資格は、「基礎コース」は2級大工技能士同等以上(修了16名)、「応用コース」は1級大工技能士同等以上(受講中14名)です。
実技は、毎週土曜、市内の「長野県松本技術専門校」の体育館を借りて行っており、今年は、実習作品として、「諏訪大社・上社」の裏山に、独自考案の「東屋」を建設予定です。
この公開講座では、既に昨年、本会の下記の方々に講師をお願いし、大変お世話になりました。
プレセミナー/増田一真氏(会長)・上野英二氏(副会長)「伝統構法の継承と新たな時代のひとづくり」
第3回/降旗廣信氏「民家再生に何を学ぶか」
第4回/増田一真氏(会長)・剱持猛雄氏(理事)「伝統構法の架構学と模型実験」
第5回・第7回/木内修氏(理事)「伝統木造の耐震化と耐震性能検証」
さらに、この連休は、「研修旅行」として高山・白川郷方面へマイクロバスで出かけ、高山では、上野氏に、オークヴィレッジと古民家改修現場の案内、夜の懇親会への参加等、たいへんお世話になったばかりです。
このように、この学校では本会の多くの方々にご理解・応援をいただき、運営一同深く感謝している次第です。
会員各位におかれましても、次世代育成にむけ、相互協力のもとに新たな動きが生まれることを期待しております。
現在、下記のようなプロジェクトが公募中ですので、ご検討いただければどうでしょうか。
■木のまち・木のいえ担い手育成拠点プロジェクト公募(林野庁・国土交通省)