その他

【訃報】増田一眞先生が1月13日に永眠されました

本会名誉会長 増田一眞(享年89歳)には、令和5年1月13日(金) ご逝去されました。

ここに謹んで、哀悼の意を表し、お知らせ申し上げます。

なお、葬儀は14日(土) 近親者により家族葬で執り行われました。

香典、葬儀会葬等についてはご辞退されておられます。

「お別れの会」などの新たなお知らせがある際は、こちらのサイトにてお伝え申し上げます。

以上

令和5年1月17日
NPO法人 伝統木構造の会事務局

 

 

 

 

 

 

 

増田一眞先生の御遺影

 

香典・供花等のご辞退について

上記にある「香典、葬儀会葬等のご辞退」について、補足説明をさせていただきます。

ご家族様より「お気持ちはとても有難いのですが、会葬の御礼もままなりませんので、どうかご遠慮いただきたい」と承っております。

増田先生の社会的な立場を踏まえると、哀悼の意を寄せたいご希望は多くあると存じます。しかしながら、個人宛に香典や供花がたくさん届くと、ご家族様の負担も大きくなります。

どうかご理解をいただきたくお願い申し上げます。

弔問について

ご葬儀は近親者の家族葬により済んでおりますが、ご家族様の意向により、弔問の受け入れをされています

場 所:増田邸「蔵のギャラリー結花(ゆい)」(千葉県松戸市)

※ 奥様が営まれているカフェです。詳細は下記のサイトをご参照ください

ホームページはこちら

時 間:11:00~15:00

その他:

・駐車スペースに限りがあるので、最寄りの「矢切駅」駐車場をご利用ください
・喪服でなくて構いません。室温が低めなので、暖かい装いでお越しください
・1月19日(木)、20日(金)、21日(土)は、故人との対面ができます
・1月23日(月)以降も弔問できます

◆ プチ情報

矢切駅の改札を出たところに木造の舟が展示されており、増田先生ご家族の写真が飾られています

 

 

 

 

 

ご息女の婚礼姿が「矢切の渡し舟でお嫁入」と新聞で紹介された資料もあります

 

 

 

 

 

お立ち寄りの際は、目に留めていただければと存じます

伝木事務局が移転しました

NPO法人の設立時より事務局を渋谷区代々木の生々文献サービス様に委託しておりましたが、この度、事務局の移転を行いました。

<2021年7月1日以降の伝木事務局>

〒360-0032 埼玉県熊谷市銀座4-2-15-203

Tel 070-8464-5936  FAX 048-577-5936

E-mail denmoku.office@gmail.com

業務委託先 田中美喜子(本会理事)

今後とも宜しくお願い申し上げます。

伝木資料館

伝木資料館とは、伝統木構造の会 会員専用のページです。

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■伝統木造の創造的発展のために

  伝統木構造の会 会長 増田一眞

伝統木構造の会 会長 増田一眞 伝統木構造の会は、我国の伝統木構法を継承し、さらに発展させるための、職人と設計者、山林業や材木業、地場産業、そして伝統建築文化を愛する全ての人々の会です。木造でなく木構造としたのは、構造の面から伝統否定が為されているからです。耐力の証明を、数字できちんと示さないと伝統木造は実現できません。

 数千年の歴史をかけて歴代の棟梁たちが創造したすばらしい精神と作品、民家や社寺にみられる端正な優美さと自然さ、融通無碍ともいうべき自在性、伝統技法に凝縮する合理的核心、これらを全て受け継ぎ発展させこそすれ、決して衰退させてはなりません。伝統木構法を我々の代で絶やしてしまうのか、それとも継承し、発展させ、創造し続けるのか、が今問われているのです。

 祖先たちの残してくれたすばらしい遺産を捨て去ることは歴史的な犯罪であり、同時に、世界に対する日本人の義務を放棄する事でもあります。

 古き良き技法の伝承と発展の道は障害が多く、地道な努力を強いられる苦しい道ですが、然し又、日本民族の文化の精髄を明日に伝える誇りを伴うみのり豊かな道でもあります。建築文化創造の主役たる職人と協力して、伝統木構法を科学に迄高め、良くない仕様を全て追放するために、多くの人の知恵と力とを伝統木構造の会に寄せて下さることを、心から訴えます。

■会の概要

■名称
特定非営利活動(NPO)法人 伝統木構造の会(でんとうもくこうぞうのかい)

■会の形態
2005年9月、特定非営利活動(NPO)法人を取得しました。

■目的
本会は、わが国の伝統木構造学の向上発展を期し、以て伝統的木造建築の復権と保存、継承、発展を図ることにより、日本建築文化の向上に寄与することを目的とする。

■事業
本会は、本会の目的を達成するために、次の事業を行う。

1、特定非営利活動に係る事業
(1)わが国の伝統木造学の振興を図る事業
(2)伝統木構造に関する調査・検証・研究・及びその資料・成果・情報などの収集・蓄積
(3)伝統木造建築技術の保存・継承・発展のために良好な環境の醸成
(4)伝統木造建築技術に関する研究者・技術者・技能者などの人材育成
(5)伝統木造建築技術の指導・助言・審査・顕彰
(6)一般社会に対する伝統建築の普及・啓発
(7)その他、目的を達成する為に必要な事業

2、その他の事業
(1)伝統建築技術に関する書籍・資料・映像などの販売
(2)伝統木造建築の建築・審査・検査業務