伝木の会熊本/第3回報告

開催日:19年 10月 20日
参加者19名+学生3名

1、足固め・限界耐力計算の家の見学
  確認は6月20日前の確認。変更は禁物。
2、梅田大工は足固め。差し鴨居のミニュチュアモデルの組み立て。
  梅田大工は師匠の言うことを忠実に守りつづけています。田舎なので
  建築確認区域外の仕事が多いのです。しかし、最近都市計画の範囲の
  拡張で、出来なくなっているとのこと。
  猪が出る地域に、なにが都市計画でしょうか。
3、足固めの実験のモデル体の検討。
  県立大学で実験するフレームモデルです。
  限界耐力計算が出来なくなれば、水の泡。

古川保(すまい塾古川設計室)
伝木の会熊本 第3回報告 写真01伝木の会熊本 第3回報告 写真02伝木の会熊本 第3回報告 写真03伝木の会熊本 第3回報告 写真04

 

■ちからとかたちを考える<架構学>講座 オリエンテーション

 ちからとかたちを考える<架構学>講座に先駆けて、どなたでも参加できる、オリエンテーションを行います。48回講義の前のプレ講義として、また申し込みをご検討頂く機会としてご活用ください。

日 程:平成19 年9 月22 日(土)
     午後2 : 00 ~ 3 : 30(1 : 30 受付開始)
場 所:東京製図専門学校15 号館2F(1521 教室)
     新宿区百人町1-16-26
     注:駅前にある14 号館ではなく、裏の15 号館です。
     総武線大久保駅南口徒歩数分)
参加費: 1,000 円(会員 非会員 学生共)

■2007.9/22 オリエンテーション申込書
kakougaku-ori.pdfをダウンロード

ちからとかたちを考える<架構学>講座のご案内

ちからとかたちを考える<架構学>講座
特定非営利活動法人伝統木構造の会

 9 月29 日(土)よりスタートする、2年間合計48回連続講座です。伝統木造の合理性をこよなく愛する本会会長、構造設計家 増田一眞がお送りする、構造の合理性を理解しセンスを磨くための連続講義です。ご期待ください。

開催日:毎月第2、第4 土曜日の開講時間は午後2:00~5:00
期間  :1期(半年間)で12回 × 4期(2年間)で合計48回
受講料:1期あたり  会員24,000- 学生12、000-
     2年分一括 会員96,000- 学生48、000-

*架構学講座は、申込者がほぼ定員に達しましたので、申し込みをいったん締め切りたいとおもいます。受講検討中の方は、9/22のオリエンテーションに参加されるか、直接事務局にお問い合わせください。

<第2回目講座(10月13日第2土曜日)より講習会場を変更します。>
第1回目( 9/29)のみ 浜松町駅前社務所兼芝浜4丁目町会会館
第2回目(10/13)のみ 東京製図専門学校14号館2階
第3回目(10/27)以降 東京製図専門学校15号館2階

※東京製図専門学校 新宿区百人町1-16-26
 JR総武線 大久保駅前にある14 号館および裏の15 号館です。
 なお、講座開始時間の変更等はありません。

■ちからとかたちを考える<架構学>講座 申込書
kakougaku-order.pdfをダウンロード

(さらに…)

美しく住む VoL.1 2007.1

美しく住む VoL.1 2007.1
NPO法人伝統木構造の会

美しく住む VoL.1 2007.1

伝統木構造の普及のための冊子です。書店販売はありませんが、直接事務局へご注文いただけば郵送致します。初学者のための読み物 事例集として、また、顧客への紹介冊子として、お役立てください。

詳細、注文書はこちら
Utsukusiku1order.pdfをダウンロード

 

目次
増田一眞の提唱する伝統木構法
現代に生きる伝統木構造の家《会員12社の仕事》
〈鼎談〉大工の遊び心は文化だ《伝統木構造建築の世界を語る》
永六輔・直井光男・増田一眞・司会上野英二
激震でも倒壊しない伝統木構造――増田一眞
木製建具のある暮らし――松本昌義
住宅が建ちあがるまでのながれ――石田信男
【コラム】柱立つ日に――大石治孝
【コラム】伝統木構造の世界――増田一眞
【コラム】過去への挑戦――木内修
【随 筆】新築日記――増田太郎
伝統木構造建築を支える正会員一覧(平成19.6.21現在)

仕様:A5判64ページ立て、並製、墨1色刷り、表紙はカラー
頒価:700円(送料300円)。10冊以上は1冊500円(含む送料)
書店販売はしていません。直接事務局へご注文ください。
郵便振替:伝統木構造の会 口座番号00170-7-722838
本誌表紙・デザイン野木道記・設計と写真提供・大石治孝

詳細、注文書はこちら
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■妙定院 妙眞寺 両本堂新築 現場見学会ご案内

東京 芝 妙定院本堂
神奈川 横須賀 妙眞寺本堂

 今回見学する2つの本堂は、伝統木造建築のもつ構造特性を十分発揮させ軸部には長押を留める和釘以外には金物補強を行わないという基本方針のもと、設計された建物です。継手・仕口は飛鳥時代から現代まで社寺建築に使われてきた中で最も秀逸といえる室町時代中期のものをベースに、耐震性向上のための改良を加えています。またその継手・仕口を駆使した耐震要素別実大実験のデータを用い、限界耐力計算による検証を行い、耐震性能を掌握した上で工事を進めております。
 午前の見学になる芝の妙定院は柱を比較的太い丸柱とし床を土間床としているのに対して、午後の見学になる横須賀の妙眞寺は角柱とし床を設けており、柱を細くしながらも接合部に工夫を加え耐震性の向上を図っている建物です。これらを午前と午後に続けて見学しますのでその違いも体感できると思います。
 皆様ふるってご参加頂きます様御案内申し上げます。

日程    9月15日(土)
人数    50名程度

(さらに…)