■マサカリ・チョウナ加工の実演と現代の民家づくり作品見学会  (新潟見学会)


大工会主催行事
マサカリ・チョウナ加工の実演と現代の民家づくり作品見学会
平成20年10月11日(土)

 小川正樹棟梁(斑鳩建築)と村尾欣一先生(新潟職能短大)は30年前からマサカリ・チョウナを使い、地元の素材を使い、百年建ち続ける民家づくりを実践してきました。一軒平均50本の曲り梁を組みあげ、骨組みの美しい伝統木構造を提案してきました。
 2001年には「200年生きるこまくさ保育園」をテーマに国産材97パーセントを使用した、金物補強をしない木組みの保育園を建て、2004年キリスト教納骨堂を竣工しました。2001年から「越後にいきる家を創る会」というネットワークを立ち上げ、地元素材・地元技能の活用を通じた地域起こしの運動を進めています。
 今回の見学会ではマサカリ加工の実演と住宅、保育園、納骨堂の見学を企画いたしました。

■集合 10月11日(土)
 午前10時   斑鳩建築作業場(新潟県新発田市真野原)
 10時~14時  斑鳩建築作業場、住宅、保育園、納骨堂見学
          (斑鳩建築作業場 新潟県新発田市真野原)

 ※終了後    削ろう会 懇親会へ
          翌日は「秋季セミナーin鶴岡」へぜひご参加ください。

■参加申込
 本会主催・秋季セミナーin鶴岡の申込用紙をお使いください。

 新潟見学会 詳細はこちら
 081011niigata.pdfをダウンロード

 申込書は秋期セミナーin鶴岡 のものをご使用ください。

 (削ろう会への参加と懇親会(11日夜)の申込みは別〈下記参照〉です。)

 

—————–新潟見学会ジョイント企画——————

削ろう会「与板大会」のご案内
(主催:削ろう会与板大会実行委員会)

 与板町は信濃川左岸に沿い三島丘陵に接し、長岡市の北部に位置し、ほぼ県中央の古い伝統をもつ町です。与板の特産品である打刃物を皆さんに見て頂き、伝統工芸品や匠の技術のすばらしさに触れていただく機会にと思っております。21世紀は本物の時代とも言われており、全国的にも稀な与板の打刃物をぜひこの機会に見て触れてご体感ください。皆様のご参加をお待ちしています。

■「技能の伝承」
 台仕込み講習 平鉋 際鉋 溝道具 刃物研ぎ講習 鑿・鉋・鉋裏上げ 古式鍛錬操業 火造り体験 たたら製鐵 丸太はつりの見学と体験

■場所
 長岡市与板体育館 新潟県長岡市与板町与板江西乙2430-1  
 北陸自動車道 中之島・見附インターより約10分

■費用
  削ろう会参加費 500円/1日

  懇親会費     7,000円 
  会場の長岡グランドホテルまでの移動はバスが削ろう会会場まで迎えに来ます。
  自家用車での移動も可能。

■申込み先
 ※削ろう会 与板 参加の申し込み先は、
  伝統木構造の会とは別になりますのでご注意ください。

 詳しくは、こちら
 http://www3.ocn.ne.jp/~tac7/kezuroukai.htm

 削ろう会与板大会実行委員会事務局
 与板町商工会 電話0258-72-2303 FAX 0258-72-3328

※ 翌日10月12日(日)午後から行われる、
  秋期セミナーin鶴岡へは、車で約2時間程度です。
  宿泊は、各自、宿をご予約ください。

■第4回 伝統木構造の会 秋季セミナー in鶴岡

 伝統木構造の会では、会員交流・地域支援を目的としたセミナーを毎年各地で実施しています。
 今回は、山形県鶴岡の地で、伝統木構造の会大工交流を目的としたセミナーを開催いたします。前日は新潟県長岡市与板町で「削ろう会」が行われ、参加された大工棟梁たちも鶴岡に移動してきます。
 この機会に、東北地域の会員はもとより、伝統建築に興味を持つ一般市民へ向けて、数多くの参加を呼びかけいたします。

■2008年10月11日(土)
【新潟見学会】

「マサカリ・チョウナ加工の実演と現代民家づくり見学会」
*参加費無料 詳細別紙参照

10:00~14:00 斑鳩建築作業場 (新発田市真野原) と
            住宅、保育園、納骨堂の見学会
15:00~16:30 削ろう会 (長岡市与板体育館) へ参加
18:00~20:00 削ろう会懇親会(長岡グランドホテル)

■2008年10月12日(日)
【鶴岡秋季セミナー1日目】

12時45 鶴岡駅集合
13:00 出発 送迎バスで三川町立東郷小学校へ
13:30 三川町立東郷小学校着 「鶴岡オータムセミナー受付
14:00 三川町町長 ご挨拶
14:05 増田一眞 伝統木構造の会 会長挨拶

14:10 パネルディスカッション [Ⅰ]
      「三川町立東郷小学校の建設の経緯と鶴岡の木材供給」
      司会:劔持猛雄棟梁(大工会幹事長)
      パネラー
      菊間満(山形大学教授)
      菅原英介(建築家)
      
15:10 休憩(15分)

15:25 パネルディスカッション [Ⅱ]
      「伝統木構造を現代に生かす知恵」
      *パネラー予定者
      司会:菊地均棟梁(大工会副会長・茨城)
      パネラー:直井光男棟梁(大工会会長・福井)
      海老崎粂次棟梁(大工会副会長・山口)
      大屋好成棟梁(千葉)
      小川正樹棟梁(新潟)
      小川三夫棟梁(栃木)
      劔持猛雄棟梁(山形)
      白根伸浩棟梁(埼玉)
      田中健太郎棟梁(富山)
      富樫純治棟梁(山形)
      三浦保男棟梁(長野)他

17:25 閉会、宿へ移動
18:00 いろり火の里「田田の宿」着
19:15 懇親会

■2008年10月13日(月・祝)
【鶴岡秋季セミナー2日目】

9:00  出発 送迎バスで松ヶ岡開墾場へ
9:30  松ヶ岡開墾場着
9:40  本陣にて 酒井家当主 ご挨拶
10:00 「大工技術講座」 大工会会長 直井光男 棟梁
10:45 本陣 前庭にて 「直井棟梁直伝、大工実技講習」
11:45 本陣脇 築山にて 「芋煮会」 (雨天の場合は室内)
      *昼食自己負担 1,000円
      
13:00 3コース選択、終了後自由解散

Aコース 「直井棟梁直伝、大工実技講習」
     午前中に引き続き実技講習を行う。 
Bコース 「文化財めぐり1」 鶴岡市内文化財散策
     *送迎バスで致道館博物館までお送りします。
Cコース 「文化財めぐり2」 五重塔と羽黒山
     *送迎バスで出羽三山神社までお送りします。

■セミナー参加費

会員 23,000 円
(内訳)参加費 10,000円(1日5,000円)
    懇親会 6,000円 宿泊 7,000円
   
一般 25,000 円
(内訳)参加費 12,000円(1日6,000円)
    懇親会 6,000円 宿泊 7,000円

■お申し込み お問い合わせ

 特定非営利活動法人伝統木構造の会事務局
 東京都渋谷区代々木2-36-6
 TEL:03-3370-8528
 FAX:03-3375-8447

詳細、申し込み用紙はPDFを参照ください。

081011tsuruoka1.pdfをダウンロード

081011tsuruoka2.pdfをダウンロード

 *主催 特定非営利活動法人 伝統木構造の会
 *後援 文化庁(予定)
 *協力 山形県三川町・致道博物館・松ヶ岡開墾場

 

(さらに…)

自然素材に触れて楽しく ワークショップin飯田2008の報告

《行事報告》
自然素材に触れて楽しく

   

ワークショップin飯田2008 写真01    ワークショップin飯田2008 写真02ワークショップin飯田2008

 

 

主催:NPO法人緑の家学校、本会共催
平成20年8月22日(土)~24日(日)
長野県飯田市で「ワークショップin飯田2008」を開催、「エコの達人から学ぶ講座」が行われた。
 当日は雨天にもかかわらず多勢の参加者があつまって、伝統木構造の会理事成岡氏の司会により開催された。
講演内容
1. 伝統木構造の会会長増田一眞先生による「木の文化と新伝統構法の基礎を学ぶ」
2. 伝統木構造の会技術部会担当理事木内修先生による「社寺建築を通して現代棟梁に学ぶ家造り」
3. 飯田市歴史研究所研究員金沢雄記先生による「飯伊地域の民家調査について」
 以上の講演が行われ、その後、NPO法人緑の家学校芝静代理事長のコーディネーターで、講師の先生方と地元の森林組合の林組合長によるパネルディスカッションが行われた。
 講座終了後は会場を矢澤邸特設会場に移して交流会を行った。講師の先生を交えて、これからの伝統構法についての話題が夜遅くまで続いた。

参加者は以下のとおり。
伝統木構造の会会員:10人
緑の家学校会員:7人
一般参加:23人
職業訓練校:学生8人、教員2人
講師、司会者、関係者:6人
合計参加人数:56人

写真1:講演会
写真2:見学先の古民家

〒395-0153  長野県飯田市上殿岡 354
株式会社矢沢設計 矢沢秀勇

■秩父の山と熊谷の大工現場見学会 のお知らせ

【見学テーマ】日本の木と伝統技術で、地震で倒壊しない家を建てる

 かつて日本では、山の木を大工が刻み、職人が土を捏ね、瓦を焼き、紙を張り
あらゆる自然素材を駆使した家づくりをしていました。そこには建主と職人の熱い思いと高度な技が一体となった日本の世界に誇る普請文化が息づいていました。

 今日までの経済偏重は環境破壊を生み、貧しい日本の住環境は改善を迫られ私たちの豊かな生活の意味が問い直されています。自然とのかかわりの中で生きて来た先人たちの知恵と技術に学び環境にやさしく国内資源の有効活用による新たなライフスタイルを求めて今回は山と大工と市民をつなぐ見学会を企画いたしました。

 新たな出会いから新たなネットワークが形成できることを期待いたします。

内容の詳細+参加申込書 PDFはこちら
080823kumagaya.pdfをダウンロード

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<日程>

■1日目 秩父見学会
 8月23日(土) 西武秩父駅 午前10時集合

10:15 バス出発 大滝の山林へ向かう
11:30 林道入口着 昼食とガイダンス
12:00 ★山歩きスタート [所要時間約2時間]
14:00 林道入口発 バス・自家用車で移動
14:15 大滝振興会館 本多静六を語る・「新月の木」とは
   ★「郷路館」 故・山中隆太郎棟梁の丸太組で豪快な建物
15:15 「彩の国ふれあいの森」へ バス・自家用車で移動
16:00 森林科学館着 建物見学
   ★「森林科学館」 設計 片山 和俊
            構造設計 増田構造設計事務所
   ★「こまどり荘」 設計 片山 和俊

■キャンプ場 宿泊 座談会

17:00 中津川村キャンプ場へ移動
    http://www.achikochi.gr.jp/CAMP/03-nakatu/03.html
   (*お帰りの方は中津川バス停 17:12三峰口行きへ)
17:15 炊事開始  バーベキュー準備
19:00 夕食 
   山中会員の「本多静六賞」受賞祝賀会
   宿泊;キャンプ場バンガロー
21:00 ★座学「川上・川下をつなぐ伝木ネットへ向けて」

■2日目 熊谷見学会
 8月24日(日) 熊谷駅南口 午後12時集合

7:00 炊事開始
8:00 朝食
9:00 出発 秩父鉄道三峰口へバス・自家用車で移動
12:00 熊谷駅南口集合 送迎バスで昼食会場へ
13:00 建物見学スタート
13:15 ~13:45 ★O邸  完成建物見学  30分
14:00 ~15:00 ★I邸 上棟建物見学  1時間
15:15 ~16:15 ★N邸 上棟建物見学  1時間
16:30 ~17:00 ★白根会員作業場見学  30分
17:15 熊谷駅解散

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<参加費>
3,000円~10,000円 
参加日程および、交通手段(車、バス)の別によって違います。
詳しくは、下記PDFの申込み欄をご覧ください。

<申し込み方法>

内容の詳細+参加申込書 PDFはこちら
080823kumagaya.pdfをダウンロード

(PDFを見るためには、Adobe Reader が必要です。)
http://www.adobe.com/jp/products/reader/

□FAXにて
PDFにある申込み欄に書込みの上、
伝統木構造の会事務局にFAXでお申し込み下さい。
    FAX 03-3375-8447

□Emailにて
タイトルを【秩父熊谷見学会申込】とし
PDFにある申込み欄と同じ内容を書込の上、送信ください。
    送信先アドレス: mail*dentou.org
           (*を@に替えて送信してください。)

伝統木構造の会の総会のご案内

総会:7月13日(日)
工学院大学新宿キャンパス28階第1・第2会議室
東京都新宿区西新宿1丁目24番
受付:12時~
総会開会:12時30分
シンポジウム
*参加費1,500円
基調講演
14時10分~15時00分
「都市部における戸建住宅への展望」
東京電力技術研究所青木仁
事例報告
15時05分~15時55分
「都市部の伝統建築杉並S邸」
島崎英雄棟梁(富山)
パネルセッション
16時05分~17時30分
「多様な住環境における伝統建築の可能性」
パネリスト; 青木仁、後藤治、島崎英雄、増田一眞
コーディネーター:三浦清史

懇親会
平成20年7月12日(土)19時30分~
 「鳳明館本館」東京都文京区本郷5-10-5
 最寄り駅:大江戸線本郷三丁目
TEL.03-3811-1181 http://www.homeikan.com
会費:6,000円