伝統構法による建築の修理技術の研修 第2 回-茨城大子研修会-

  伝統木構造の会では、「芸術文化振興基金」と「伝統木構造の会中越沖地震義捐金」よりの助成金をもとに、昨年11 月に柏崎市五日市で被災建物視察と木造建築耐震診断、補強に関する研修会を開催致しました。35 名の参加者と講師の先生と五日市の地元の協力により、建物や地形に残された地震の痕跡からあらためて伝統木造建築に求められる耐震性について学ぶという貴重な機会を得ることができました。

  第2回研修会として、地震で被災したことを想定した根継ぎや柱の取替など木造修理技術研修を茨城県大子町で開催いたします。当会では、平成19 年の中越沖地震以後に被災地の損傷を受けた木造建造物の修理に伝統技術を活かせないだろうかと情報収集し、一方会員には義捐金を募りました。

 実際の建物を教材に伝統構法による修理技術を習得する研修会を大工、設計者を対象に開催し、技術の研鑽に努めることで、芸術文化振興財団の助成金交付決定となりました。前回欠席でも構いません。会員・非会員に限らず、大工・設計者に限らずより多くの皆様の参加をお待ち申し上げます。

日時  :平成22年3月6日~3月7日
募集人数:15 名程度
参加費  :2 日間参加の場合 会員9,000 円 非会員12,000 円
     若手大工/学生/地元7,000 円
     原則は2日間参加ですが、1 日だけの参加も可能です。

詳細PDF:こちらよりダウンロード

申し込み方法:詳細PDFの申込用紙にご記入の上、
        平成22年3 月3 日までに
       FAX03- 3375- 8447
       にお申し込みください。
       (参加費は、当日徴収します。)

お問い合わせ:NPO伝統木構造の会事務局
       東京都渋谷区代々木2-36-6
       TEL:03-3370-8528 FAX:03-3375-8447
助成    :芸術文化振興基金
       伝統木構造の会 中越沖地震義捐金

*日程/内容:詳細内容は検討中。参加者には持参道具、車の乗合情報、役割分担などと一緒に内容も再度連絡します。

*スタッフ参加:スタッフとして協力いただける方は事務局へ連絡して下さい。
3 月5 日 13:00 菊池ヒトシ建築事務所集合。試験体作成等の作業を行います。