■『建築史講座』-何のために建築史を学ぶのか-のご案内

《伝統木構造の会 主催行事》
『建築史講座』-何のために建築史を学ぶのか-

※掲載情報の赤文字箇所を訂正しました。2008.10.15
 (開始時間にお気を付けください。午後6:30~9:00)

講師:後藤治(工学院大学教授、本会顧問)
平成20年10月開講、毎月1回、連続5回講座

 伝統木構造の会では、これまでに、限界耐力計算法などの木構造に関わる連続講習会を開催し、現在は架構学講座が進行中です。構造の理解を深めずに、丈夫で美しい木造建築はできないからですが、質の高い木造建築を実現するには、これ以外にも様々な知識や感性をも身に付ける必要があります。そこで今年度から、会員の総合的なスキルアップに寄与すべく、構造以外の連続講座も企画することといたしました。
 その第1弾となるのが、本会顧問の後藤治さんを講師にお招きして開催する「建築史講座」です。講座の前半は、下記内容の建築史になりますが、サブタイトルにあるように、知識的な解説に止まらずに、歴史から学んだことをどう今日に生かすのかといった、建築史の枠を超えた実践的な講義になると思われます。また、後半の町並みや民家の再生においては、実例を挙げながら、どう取り組んだらよいのか、修復の際の注意点などを具体的かつ現実的に解説していただく予定です。この機会に、より多くの皆様の参加を心よりお待ち申し上げます。

 

□日程・内容 時間はいずれも午後6:30~9:00
 1回目    平成20年10月17日(金)木材からみた建築史
 2回目               11月14日(金)木造架構の変遷-1
 3回目               12月19日(金)木造架構の変遷-2
 4回目    平成21年 1月23日(金)町並みの再生
 5回目                2月13日(金)伝統民家の再生

□会場 工学院大学新宿校舎(新宿駅西口より徒歩5分)

□講師 後藤治(工学院大学工学部建築都市デザイン学科教授)

□募集人数 60名程度

□参加費 5回連続受講の場合
     会員12,500円  非会員15,000円  学生7,500円
     1回のみ受講の場合
     会員3,000円/回 非会員3,500円/回 学生2,000円/回

□お問い合わせ・お申し込み
 特定非営利活動法人伝統木構造の会事務局
 東京都渋谷区代々木2-36-6
 TEL:03-3370-8528
 FAX:03-3375-8447

■受講申込は添付のpdfの用紙をお使いください。
 まだ若干の空席があります。お申し込みはお早めに!

 『建築史講座』-何のために建築史を学ぶのか
  申し込み用紙 -PDF
081017kenchikushi-kouza.pdfをダウンロード